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「頭が痛い」ときの自己診断~その痛み、放っておいても大丈夫か?医療

第1回 頭痛外来へようこそ 変わりつつある頭痛治療(2/4ページ)

頭痛治療の最新知識

2013.10.29

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予防薬、治療薬、環境改善が治療の三本柱

吉井クリニック副院長 吉井信哉氏

 新しい頭痛治療とはどのようなものなのか。吉井氏は「まず、慢性頭痛は、脳神経系に起因する病気であり、脳に悪影響を及ぼす病気であることを患者さんにも認識してもらうこと。例えば、片頭痛にはさまざまなタイプがありますが、海外のデータでは脳梗塞を起こすリスクが飛躍的に高まると言われています」と話す。

 そのため、頭痛発作の症状に対処するだけでなく、そもそも頭痛が起こらないようにすることが重要なのだ。そのため慢性頭痛の治療は「予防薬」「治療薬」「環境改善」の三つを組み合わせることが重要だという。

 予防薬は、患者の脳で起きている異常な神経の興奮や血管へのストレスを静めるための薬剤が中心で、治療薬は従来の鎮痛剤のほか、片頭痛、群発頭痛といった種類の病気向けに「トリプタン製剤」という新しい薬剤が登場し、治療効果を大幅に上げた。そして環境改善では、精神的なストレスを解消、寝不足・寝すぎの改善、光・臭いや温度差など物理的な刺激を回避、過去に頭痛発作を誘発した食品摂取を控えるなど、患者ごとに適切な生活改善法を見つけていくことになる。

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