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和田秀樹 サバイバルのための思考法ビジネス

和田秀樹:依存症に対する日本人の認識は甘すぎる(3/7ページ)

2013.08.22

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「アクセスを制約する」が国際的なコンセンサス

 依存しやすいものに気軽に接することができるようだと、依存症を簡単に生んでしまう。

 だから、依存性の強いものについては、禁止しなくても、そのアクセスを制約していこうというのが国際的なコンセンサスになりつつある。

 今、世界が危険視しているのは、アルコールである。

 アルコールが依存症だけでなく健康被害や自殺にもつながるということで、世界保健機関(WHO)は2005年に有効な戦略とプログラムを開発・実施・評価するよう加盟国に要請している。

 この中に、広告規制や安売りの規制、営業時間の制限などが含まれている。実際、フランスやスウェーデンではアルコール類のテレビCMを禁止しているし、アルコールの安売り規制を始めた国も多い。アメリカに旅行した人ならわかるだろうが、多くの州で夜11時をすぎたら、どんな店でもアルコール類は買えない。

 それに比べると、日本のアルコール類の広告は実質野放し状態(多少は自主規制は行っているのだが)、全国のコンビニで24時間アルコール類が買えるなど、いかに規制が緩いかは一目瞭然だ。

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