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和田秀樹 サバイバルのための思考法ビジネス

和田秀樹:依存症に対する日本人の認識は甘すぎる(1/7ページ)

2013.08.22

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 8月に『「依存症」社会』(祥伝社新書330)という本を出した。

 これから書く理由でなるべく多くの人に読んでほしい本だが、おそらく多くの読者は、依存症というのは他人事と思っておられることだろう。

 しかし、日本人のその数はものすごく多い。

依存症は3000万人に達する?

 さまざまな推計値でいくと、アルコール依存症は約230万人、ギャンブル依存症は560万人、インターネット依存症は270万人、ニコチン依存症1534万人、そのほか、ゲーム依存とか、処方される睡眠薬や安定剤などの薬物依存、買い物依存、セックス依存など、なんらかの形で依存症の人をすべて合わせると、優に3000万人に達するとされる。

 なぜ、そんなに依存症が多いのかという理由はこれから説明していくが、少なくとも依存症は他人事ではないことだけは知っておいてほしいし、そこからサバイバルできないと、人生を棒にふりかねない、怖い「心の病」「精神障害」なのである。

 『依存症社会』というタイトルをつけて、この本で言いたかったのは、依存症がこのように怖い病気であり、誰でもかかり得る病気なのに、日本ではそれに対する社会の認識があまりに甘いために、世界のほかの先進国と比べて依存症に陥り易く、依存症が蔓延しやすい構造になっているのと、その治療に関する認識が遅れているので、依存症を治そうとしないで手遅れになってしまいやすいということだ。

 要するに、日本人は依存症に対して、外国と比べて非常に危険な状態になっているのである。

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