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10年先でも使える3つの「ビジネス基礎力」ビジネス

「お金」や「ポスト」よりも、やる気が高まる報酬とは?(1/4ページ)

2013.03.25

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 最近の若者は「お金のためだけに働いているわけじゃない」「出世にあまり興味がない」というような悩みの相談を人事部やリーダー層からよく受ける。「新入社員が週末はボランティアに精を出しているらしい」という異変も耳にする。

 「やれインセンティブだ」「将来、課長になれば~なこともできるぞ」などといくら報酬やインセンティブ、ポストなどの「にんじん」を最近の部下たちにぶらさげてもそれだけでは走らないというのだ。

山本幸美・プラウド代表取締役社長

 エンゲル係数が家計の40%以上を占めていた高度成長期と呼ばれた時代においては「働く目的とは?」と聞かれると、「生活のため」「お金のため」と迷わず答えるのが主流だった。ところが、エンゲル係数がせいぜい20%そこそこの現代においては、働く目的や事情は大きく変わってきている。

 それと対応するかのように、お金やポストをモチベーションの源泉に据える、いわゆる“成果主義”をうたってきた組織が崩壊しつつあるというのも、いまや決して珍しい話ではない。

 「お金」や「ポスト」だけでは、人は動機付けられなくなってきたのである。

 そんな状況を知り、経営者やリーダーたちはこぞって、福利厚生の充実や働く環境の整備など、「従業員や部下たちの“満足度”や“働きやすさ”の向上」に力を注ぎ始めた。ここ最近よく耳にする、ワークライフバランス(仕事と私生活の両立)支援もその一環であろう。

 それで状況が改善されればよかったのだが、どうやら状況はそんな単純なものではなさそうだ。

 実際、当社でも複数の企業から「ワークライフバランス施策に取り組んでみたものの、離職率はいったん低下したが、社員のやる気が以前よりも増しているかといえば、まったくそうではない。むしろぬるま湯につかっているようにさえ感じてしまう。何が足りないのだろうか?」と相談を受けることが増えてきた。

 何が足りないだろうか?

 その答えは、わたしたちのごく身近なところにあった。

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