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10年先でも使える3つの「ビジネス基礎力」ビジネス

部下を「褒める」「叱る」前に必要な第3の力とは?(1/5ページ)

2013.02.28

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「褒める」「叱る」だけのリーダーはどうなるか?

「若い後輩や部下は、褒めてはみるものの、どうもやる気が感じられない。どうすればやる気にさせることができるのでしょうか?」

山本幸美・プラウド代表取締役社長

 最近、私の研修を受講していただく人たちから、よく聞く質問だ。

 20~30歳代の若手リーダーの中には、部下や後輩をうまく褒められない、叱れないと悩んでいる人たちが急増しているようだ。

 最近の若手ビジネスパーソンは、淡泊で仕事にも積極的ではないという理由から「草食系」「ゆとり世代」などとひとくくりに呼称されることも多い。

 そんな彼らには、「褒めて育てる、やる気にさせるコミュニケーションが最も効果的である」というのが、昨今のマネジメントスタイルとなっている。

 しかし、実情はそんなに甘くはない。

 若手のリーダーが褒めるだけの安易なマネジメントを実行すると、意外にも、恐ろしい結末が待っていることをご存知だろうか?

「褒めてばかり、もういいよ(褒められあきた…)」「あのリーダーは若いからやっぱり甘いな(何にも嫌なことなど言わないから楽勝だ)」などと、部下や後輩たちをまるでダメ社員に仕立て上げてしまうのだ。

 人は褒め続けられると、いつしか慣れっこになり、「自分の課題や弱点などに気づきにくい体質」になってしまうのだ。

 つまり、むやみに褒めるだけでは決して人は育たない。挙句の果てには自律心のない社員の温床になり、組織を崩壊させてしまうことだって実際にはある。

 それではと、心を鬼にして叱ってみると…

 「叱ったら次の日から口もきいてくれなくなった」  「叱った次の日から会社に来なくなった」  「パワハラを受けたとよからぬ噂を立てられた」

 というケースも今の時代、決して珍しい話ではない。

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