トップ > 上司の言い分vs部下の言い分 > 上司VS部下:第9回 人事異動で動かしたい部下と動かしたくない部下の違いは?

上司の言い分vs部下の言い分ビジネス

上司VS部下:第9回 人事異動で動かしたい部下と動かしたくない部下の違いは?(5/5ページ)

2013.01.28

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

<部下への提案>

 異動の時期は様々な噂が飛び交い、不安になることはやむを得ないことです。ただ、周囲が浮足立っている中でも、仕事に集中できるのがプロというもの。上司が持っている情報も正確とは限りません。気にしても仕方がないことです。

 異動に対し、部下側が受け身であることは確かです。でも、異動に対し、部下側から影響を与えることはできます。

(1)異動を希望する場合
 やりたい仕事があるならば、積極的に上司にプレゼンしておくべきです。例えば、「自分はあの部署でこういう仕事がしたい。自分の能力は、その仕事でこう生かせるはず」というように、自分の使い道を根拠とともに伝えておきます。前向きに仕掛ければ、上司も、会社も動くものです。特に、経営層は前向きなチャレンジをしようとしている人を歓迎します。

(2)いまの部署に止まりたい場合
 異動したくないならば、上司が期待していることを知り、応えていくのはもちろんのこと、仕事面でも手を打っておきます。例えば、上司は重要な仕事をやりかけている部下は動かしにくいものです。一方、やりかけの重要な仕事を持っていない部下は動かしやすいもの。異動したくないなら、間を開けずに次々と重要な仕事を担いましょう。「大仕事を終えたから今年は少しのんびりしよう」などと思っていると動かしやすい部下になってしまいます。

 いまの職場に残りたい、他の部署に移りたい、どちらにしても、異動に対して影響力を発揮していくことは自分のために必要なことです。

  • 組織変更や異動の噂に惑わされず、目の前の仕事に集中する
  • やりたい仕事があるならば上司に具体的に話す
  • 異動したくないなら、やりかけの重要な仕事を絶えず持つ

 異動を上司・部下ともによい機会にできるようにしていきましょう。

濱田 秀彦(はまだ・ひでひこ)
濱田 秀彦(はまだ・ひでひこ)

 株式会社ヒューマンテック代表取締役。マネジメントコンサルタント
1960年東京生まれ。早稲田大学卒業後、住宅リフォーム会社に就職し、最年少支店長を経て、大手人材開発会社に転職。トップセールスマンとなり、営業マネージャー、経営企画室マネージャー、システムソリューション部門責任者を歴任後、独立。現在は、コンサルタントとして、公開セミナー、個別企業の研修に出講しており、これまで指導したビジネスパーソンは1万7000人を超える。主なセミナーテーマは、「マネジメント」「ビジネスコミュニケーション」「OJT展開」。課長クラス、主任・係長クラス、中堅社員層を中心に年間150日以上講演中。
 主な著書に「なぜか評価される人の仕事の習慣」、「あなたが部下から求められているシリアスな50のこと」、「あなたが上司から求められているシンプルな50のこと」、「主任・係長の教科書」、「課長のキホン」、「新入社員ゼッタイ安心マニュアル」などがある。
ホームページ
株式会社ヒューマンテック

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あなたの意見を表明してみませんか? ログイン or 会員登録 でコメント投稿ができます。

コメント投稿に関するご注意
日経BP社は、読者の皆様からの投稿の内容につきまして、その信頼性、適法性などを一切保証いたしません。何らかのトラブルが発生した場合も、日経BP社は一切、責任を負いませんので、皆様の自己責任においてご利用ください。
トラブルを避けるためにも、ご自身を特定できる情報を書き込まれないことを強く推奨いたします。
投稿していただいたコメントは、編集部が査読した上で公開します。即時公開はされません。また、明らかな間違いや不適切な表現があった場合、原文の意図を損なわないと思われる範囲内で変更をさせていただく場合があります。内容がふさわしくないと判断した場合、公開後でも削除する場合があります。

関連トピックス

    • 会員登録 ログイン
    • マイフォローとは?
    nikkei BPnet 会員サービス
    トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

    おすすめ情報【PR】

    締切間近のセミナー