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MBA講座:企業価値ってな~んだ?(1/6ページ)

ファイナンス論基礎(1)

2012.12.05

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 大手上場企業入社5年目のAさんは、今日の社員大会で社長が何度も繰り返していた「企業価値を高めるために……」という言葉が気になっていた。「企業価値」という言葉は新聞や雑誌などでもよく見かける。ただ、何となく自分なりのイメージはあるものの、改めて考えてみるとつかみどころがない。企業のブランド、企業の活力、企業の儲ける力、どれも企業価値を意味しているように思うが、はっきりしない。そこでAさんはインターネットと本でその意味を調べ始めた……。

 読者の皆さんの中にも「企業価値」についてAさんのように感じている人は多いのではないだろうか。このセッションでは、企業価値とそのベースとなっているファイナンスについて学んでいきましょう。

企業価値とは何か?

  • 企業価値とは何か?
  • 企業価値をどう評価するのか?
  • 企業価値が高いことが何を意味しているのか?

 第1回は、この3つの疑問について一緒に考えていきます。

 企業価値とは何でしょうか? 企業価値という言葉に、読者の皆さんはいろいろなことをイメージされるかもしれません。例えば、企業ブランドの価値、顧客や取引先ネットワークの価値、保有技術の価値、人材の価値、またそれらがミックスされて作り上げられるビジネスモデルの価値など。

 また、立場によっても企業価値のイメージは違うかもしれません。顧客の立場からは、良い製品やサービスを適切な価格で販売してくれ、購入後のトラブルにも応えてくれる企業の価値が高くなるでしょう。一方、従業員の立場から考えると、働きがいのある仕事で給料が高い会社の価値が高くなるかもしれません。サプライヤーの立場からは、より多くの部品やサービスを購入し、きちっと代金を支払ってくれる会社が良い取引先をして価値があるでしょう。

 いろいろな企業価値がありますが、今回はこのうち投資家の立場から見た企業価値について考えていきます。

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