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和田秀樹 サバイバルのための思考法ビジネス

和田秀樹:うつ病になりやすい思考パターンとテレビ問題(1/8ページ)

2012.07.06

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 本コラムのテーマは、サバイバルのための思考法である。

 読者の方々の年齢層が想定できないが、仮に40歳より若い方だとすれば、一番命を奪っている原因はなんであろうか?

メンタルタフネスを身につける

 がん、心筋梗塞、メタボ、いろいろなことを想像されるかもしれない。

 聡明な読者の方であれば、病気でなく、原因と聞いているので、この年代までなら、病気より事故死が多いと思うかもしれない。

 前置きが長くなったが、正解は自殺である。

 逆に考えると自殺しないメンタルタフネスを身につけることが、この年代までの最大のサバイバル術ということになる。

 自殺者が年間3万人以上(東日本大震災の死者・行方不明者の1.5倍を上回る)の日本では、自殺予防は政府がようやく本腰を入れ出した問題である。

 基本的には自殺予防は、2大原因であるうつ病とアルコール依存症の対策ということになる。ただ、日本では、まだまだアルコール依存などの依存症は意志の問題とされることが多い(覚せい剤のようにものすごく依存性の高いものでさえ、元タレントなどのように累犯者は「意志が弱い」と断罪される。しかし、我々精神科医の目から見ると、依存症というのは意志が弱いのでなく、意志が壊された心の病である)。このため、とくにうつ病対策が自殺対策の肝と考えられている。

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