トップ > 職場を生き抜け! > 職場を生き抜け:【第193回】リストラされた2人の管理職から学ぶこと

職場を生き抜け!ビジネス

職場を生き抜け:【第193回】リストラされた2人の管理職から学ぶこと(1/7ページ)

~自分を評価するものは何かを見つめ直す~

2012.06.21

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

退職勧奨を受けた50代の男性2人

 今回は、会社員が陥りやすい人事(特に評価)の考え方について私の考えを述べます。まず、ここ2週間で連絡を取った50代の男性2人を紹介しましょう。2人とは4年前に、リストラをテーマにした雑誌の企画で知り合いました。

 当時、2人は50歳前後で、一人(Aさん)は大手メーカー(社員数は約1200人)の営業部に在籍し、課長職で部下は8人ほど。もう一人(Bさん)は、外資系の金融機関(社員数は約150人)で総務の部長職で、部下は5人ほど。

 私が取材をしたときには、2人は人事部や役員などから退職勧奨を受けていました。その後の生活補償の意味も含め、双方とも「1500~2000万円前後の退職金を支給する」と言われていたようです。

 2人は中途採用でその会社に入っていました。双方とも1500~2000万円前後の退職金を「額が少ない」として不満を持ち、弁護士を通して人事部と交渉をしていました。私は、弁護士の紹介で彼らと知り合ったのです。

 先日、数年ぶりに2人と連絡を取りました。彼らを「リストラ後の人生」というテーマで取材しようと考えたからです。結論から言うと、2人の人生は対照的でした。

 Aさんは、退職金は会社から提示された額を受け入れ、その後は個人事業主をしていました。3つの会社から業務委託という形で仕事を請け負っています。4年間の平均年収は、約600万円(額面)とのこと。私立の大学生を含め、子どもが3人いることもあり、生活は苦しいようですが、「会社員の頃のようなストレスや理不尽さを感じることはない」と話していました。

 彼が喜んで話していたのが、この夏から社員数300人程の会社に正社員として入社することになったこと。業務委託先の会社の役員が、その会社を紹介してくれたようです。年収は、1年目で約750万円(額面)。しかも、管理職。その後は業績給の比率が高いため、変動する可能性が高く、本人は「油断大敵」と話しながらも「ありがたいこと」と繰り返していました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連トピックス

    • 会員登録 ログイン
    • マイフォローとは?
    nikkei BPnet 会員サービス
    トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

    ランキング一覧を見る

    おすすめ情報【PR】

    締切間近のセミナー