前回の「セレクトで振り返る2012年春」に続き、今回はnikkei BPnetおよび姉妹サイトの「ビズカレッジ」や「SAFETY JAPAN」で公開した連載コラムのアクセスランキングから、今年これまでの注目トピックスを振り返ってみた。
◎ランキング一覧はこの記事の後半にあります。
上位独占した田原総一朗氏の連載
アクセスランキングのトップ3を独占したのが、田原総一朗氏の連載だ。1位の「なぜ有識者は橋下市長に議論で負けるのか」と3位の「橋下流「維新八策」は国民の期待に応えていない」は、橋下徹大阪市長の言動に焦点を当てた記事である。橋本氏は日本で今最も注目を集めている人物と言えるのではなかろうか。これらの記事をはじめ、ランキング上位60本中の14本が田原氏の記事だった。
4位に入った大前研一氏の「鴻海が事実上の『買収』、シャープは下請けに甘んじるのか」は、シャープ・鴻海提携の本質を鋭く突いた記事だ。大前氏は「苦境の電機大手、日本はいま人材の端境期」や「エルピーダメモリ破綻は『産業突然死』の典型例」でも日本の電機産業の苦境を扱っている。大前氏の記事は合計13本が60位以内に入っている。
東京都副知事の猪瀬直樹氏は「根拠不明の東京電力一律値上げに『待った』」で、東京電力の値上げのやり方を批判している。そもそも値上げの原因となっているのは福島第一原子力発電所の事故だ。原発と電力不足に関しては他の筆者も注目しており、田原総一朗氏が「脱原発を唱えるだけの風潮は危ない」、大前研一氏が「再稼動の決断が遅れ、『全原発停止』で電力不足の長期化も」などで取り上げている。
経済ジャーナリストの磯山友幸氏には、特別にオリンパス問題を分析した連載を緊急寄稿していただいた。「 『メインバンク』三井住友と三菱東京UFJがウッドフォード氏を『門前払い』した『真の理由』」が12位に、「『上場維持』の裏に、まさかの『山一証券の亡霊』」が33位にランクインしている。






