- Q
- 二人の愛人との関係をどうすればいいでしょう
乗り移り人生相談を全て拝読し、今東光師匠の『毒舌 身の上相談』も拝読した者です。愛人2人の今後の付き合い方、処遇についての質問です。一号は7年、二号とは5年ほどの付き合いになります。2人とも素晴らしい女性なのですが、2人との付き合いが長くなるにつれて18年寄り添った本妻の良さもよく分かるようになりました。最近は愛人とはだいぶご無沙汰になってしまいました。2人にはまとまったお金を渡して自営業をさせており、生活に不自由はさせていません。このまま自然消滅させるのが良いのか、もう一度交際を復活させるのが良いのか、このまま少し距離を置くのが良いのか、ご教示お願い致します。
(44歳・男性)
シマジ 偉い! 今回の相談者は立派だな。頭が下がる。
ミツハシ そう言うと思っていました。愛人二人にまとまった金を持たせて自営業をやらせているというのは、やっぱりお店ですかね。
今までの相談者の中で、今回が一番「大人」という気がするね
シマジ たぶん店だろうな。水商売かもしれない。いずれにせよ、一軒店を持たせて生活の基盤を作ってやるわけだから、立派なものだ。
相談者は儲かっている中小企業の社長なんじゃないか。だとすると、女房は一緒に会社を大きくしてきた戦友かもしれない。40代半ばとなり、改めて糟糠の妻の良さがじわじわと分かってきて、もっと大事にしてやろうと思ったんだろう。良いことなんじゃないか。
世の中にはモテる男とモテない男がいる。モテる男はモテまくるし、モテない男は本当に悲惨なほど女から相手にされない。これは残酷な真実だ。だが、モテれば幸せかというとそうではない。モテるがゆえに、変な女に引っかかることもあれば、しなくていい失敗も繰り返す。ただし、若いうちに何度か失敗を経験しておけば、女に対する免疫を身に付けられるのも確かだがね。
女に対する免疫を持たないまま中年期を迎えた男は厄介だと思うね。ほかのことでは十分に分別のあるように見える男が、急に女にうつつを抜かしてしまうことがある。七つ下がりの雨と四十過ぎての道楽はやまないというやつだ。
ミツハシ この相談者はまるで違うタイプでしょう。
シマジ これまでに「乗り移り」に相談を送ってきてくれた男性の中で、今回の相談者が一番「大人」という気がするね。若い頃に女で痛い目にも遭って、男としてちゃんと成長してきたんだろう。
ミツハシ 本筋から外れた話で恐縮ですが、相談者の言う「一号」「二号」という言葉がちょっと気になりました。「愛人一号」「愛人二号」のつもりなのでしょうが、愛人の俗称が「二号(さん)」で、「一号」と言えば普通、本妻を差す言葉ですよね。
シマジ いまどきの40代は「二号さん」とか「二号夫人」なんて言葉を知らないんじゃないか。







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