「引き算メーク」に「引き算インテリア」 余計なものをそぎ落とす美学に目を付けた「引き算女子」
ハイヒール・モモコや泉ピン子のせいかもしれないが、日本では、コテコテのブランドと思い込んでいる人も多いシャネル。だが創業者のココ・シャネルは、こんな言葉を残していたりする。
「あなたが何よりしなければいけないこと。それは引き算です」
このココ姉さんが言うところの「引き算」が、数十年の時を経て、日本の女の子たちの注目キーワードとなっている。ファッション誌をめくってみても、「引き算コーデ」だの、「引き算メーク」だの、「色味の引き算」だの、「引き算インテリア」だの、とにかく引き算のオンパレード。
まあ、考えてみると昭和の頃は、お父さんの給料は毎年上がって当たり前。もちろん子供の小遣いだってベースアップするわ、家は大きくなるわ、車はクラスが上がるわと、今日よりレベルアップした明日が来ると、日本中が信じて疑わない時代があった。言ってみれば、全部足し算だ。
ところが今はどうだろう。給料が上がるどころか、明日会社があるのかさえ不透明。広い家はそれだけでムダな費用がかかるので、増築ならぬ、減築なんかもはやってるし。車だって、クラスなんかより、何と言っても燃費が最重要視される。







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