昨年末、香港政府の招待で香港に1週間滞在する機会があった。香港にはしばしば会議などで行くことがあるが、1泊か2泊の出張が普通で、今回のようにゆっくりと滞在することは少ない。そうしたこともあり、香港の古くからの友人に連絡をとり、夕食を一緒にすることにした。
人種の入り交じるマレーシアで小売業展開に成功した友人
その夕食の場に、香港の友人が連れてきたのは、日本の大手小売業で最近までグローバル戦略で指揮をとっていた方である。私の香港の友人から20年近く前、マレーシアで紹介された方である。偶然香港に来ていたということで、一緒に食事をすることになった。
20年ほど前に、私はこの人にマレーシアの店を案内してもらった。マレーシアはマレー系、中華系、インド系などの人種が入り交じった国であり、そんな 国で小売業を展開することは、日本では想像できないような苦労がある。
さまざまな困難を うまく処理できなければ撤退もあるという深刻な問題を抱えるプレッシャーの中で、見事に問題を乗り越えてマレーシアでのビジネスを成功に導いた。話を聞くだけなら成功談で終わるところだが、当事者の苦労は並大抵のことではなかったはずだ。
バックナンバー
- 日本の特異な電力システムをどう改革していくか(2012年05月10日)
- 高齢化社会にデリバリービジネスで顧客を深掘りする(2012年04月19日)
- グローバルな分業モデルに切り替え、競争力を強化する(2012年04月05日)
- 成熟する国内市場、日本マクドナルドはなぜ8年連続で増収なのか(2012年03月22日)
- ビッグ・データを使った斬新な経営モデルを探れ(2012年03月08日)
















