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「3冊だけ」で仕事術向上! ――奥野宣之「ビジネス書、徹底比較レビュー」

「絆が大事」で震災をまとめていいの? これからの日本人の「生き方」を考える3冊

■今回取り上げる3冊
今回取り上げる3冊
『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』みうらじゅん、リリー・フランキー/扶桑社/1260円
『ぼくは見ておこう――ニュースな人たちが教えてくれた生きるヒント25』松原耕二/プレジデント社/1575円
『9つのライフ・レッスン――3.11で学んだ人生で一番大切なこと』諸富祥彦/実務教育出版/1260円

「ブラック・スワン」を受け入れた生き方とは?

 新しい年が始まったものの、あまり晴れやかな気分にならない人も多いのではないだろうか?

 まだ何千人もの人が見つかっていない。
 まだ原発は核燃料がどこに行ったのかすらわからない。
 日本列島の地震活動はこれからもずっと活発みたいだ。

 去年起きたことを思い出せば、せんべいを食べながらテレビを見て「やっぱり絆が大事だな」なんて言っている場合なんだろうか? という気がしてくる。

 数年前から流行っている言葉に「ブラック・スワン」というものがある。それまでの真理が一発で覆ってしまうことを指す言葉だ。

 「白鳥は白い」という命題は、オーストラリアで「黒い白鳥」が見つかったことで覆った。「白鳥とは何か」「白い水鳥のことです」はダメになったのだ。

 原発は安全だ。
 日本の国土開発は災害に強い。
 政府は災害時にすぐ助けてくれる。

 こういった命題も、東日本大震災というブラック・スワンによって、もはや覆えされたと言っていいのではないだろうか。

 では、これまでの常識が一変したことを認めて、私たちは生き方をどう変えなければならないのか

サブカルが一番マトモであるという現実

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