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猪瀬直樹の「眼からウロコ」


東京都の12年度予算原案、防災に重点配分

総額抑制ながらエネルギー対策も強化した内容

2012年01月24日  RSS 

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 2012年度(平成24年度)の東京都予算原案がまとまった。東日本大震災後の「災後社会」になって初めての予算だ。官民連携インフラファンド、都立高校全校での宿泊防災訓練など、防災関連が強化されている。

喫急のテーマは首都のエネルギー確保

 東京都の予算は例年、年明けから知事査定が始まり、1月中旬に予算原案が発表される。今年は1月6日から知事査定が行われ、20日に予算原案が発表された。2012年度は災後初めての予算ということで、防災関連に重点的に配分されている。

 東日本大震災や円高の影響で法人税が落ち込んだこともあり、都税収入は初めて5年連続の減少となった(前年度当初比2.4%減の4兆1195億円)。一般会計の総額も初めて4年連続の減少となっている(前年度当初比1.4%減の6兆1490億円)。しかし、厳しい財政状況でもやるべきことはやらなければならない。震災対応には1240億円を計上した。

 災後社会の喫緊のテーマは、首都のエネルギーをいかに確保するかである。原発が停止し、火力発電が老朽化していくなか、安定的な電力供給を実現するために、東京都はさまざまな提案をしてきた。そのための予算が計上されている。

 官民連携インフラファンドにも予算をつけた。エネルギーの安定供給を図るため、民間投資家と連携してインフラファンドを創設する。

 2012年度の予算原案では都が30億円を出資し、民間からの資金を呼び込んで200億円規模のファンドを目指す。4月にファンドの運営事業者を民間から公募し、7月をめどに投資を始める計画だ。

Next:自立・分散型電源導入の支援や備蓄に必要な予算...

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