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住宅の防犯:1月は空き巣が最も多く発生! 「防犯のプロ」に実例で学ぶ「住宅の守り方」(4/6ページ)

2012.01.10

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守るべきゾーンを明確にする

 最初の被害は、雨戸を閉め忘れた1階の掃き出し窓のガラスが割られ侵入された。被害後、面格子や雨戸を増設したり必要な場所に補助錠を取り付けるなど、窓や玄関ドアといった開口部の守りを強化した。

 2度目の被害で狙われたのは平屋の本殿だ。掃き出し窓のガラスを割って外から手を差し入れて錠を開けるという手口が、1度目と似通っていた。幸いなことに、本殿に金目のものはなく、被害はさい銭程度で済んだ。

 前回入られた後で施した対策が功を奏した個所もある。洗面所と廊下、洗面所と浴室を隔てる引き戸に、補助錠を取り付けていた。この補助錠が、換気のため開けていた浴室の窓から洗面所に入り込もうとした泥棒の行く手を阻んだのだ。泥棒は様々なところに侵入を試みた形跡を残し、最後に本殿の掃き出し窓を破って侵入した。

 甘利氏は「同じ泥棒のようですね。1度おいしい思いをしているうえに、勝手がわかっています。この家に、よほど侵入したかったのでしょう」と見る。

 広い敷地に建物が複数あり、寺のように開口部が多い造りの建物を守るにはホームセキュリティを導入するのが一番だが、自分でもできる一般的な対策もある。守るべきゾーンを明確にすることだ。

 住居ゾーンの前にロープを張ったりチェーンを渡すといった対策だ。プライベートとパブリックの境界をなにかで区切り、『ここから先はご遠慮ください』と記す。そうすれば、普通の人ならそこから先は自重する。あえて入り込む人を見れば、住人だけでなく訪問者ですら怪しいと思う。そうしたことが泥棒に対するプレッシャーになる。甘利氏によると、こうした対策は防犯分野で「領域性の強化」と呼ぶようだ。

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