トップ > 西出ひろ子の「ビジネスマナーのなぜ」 > 尊敬する真のマナー人が教えてくれた生き方

西出ひろ子の「ビジネスマナーのなぜ」ビジネス

尊敬する真のマナー人が教えてくれた生き方(1/4ページ)

2012.02.27

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 さて、私が21歳のときからマナー講師を目指したことは、本連載読者の皆様はご周知のとおりでしょう。

 あれから20年以上の年月を経ました。この間、マナーについて考え、深く悩むことしばしば。

 私の元でマナーを学んで下さる方々やマナーを意識して生活なさっている方々に、共通のお悩みが多くあります。その一つとして、「自分はマナーを意識し、実行しているけれども、マナーのない人を見たり、接したりすると不快に思いイライラし、ストレスになる」。私もそのお気持ち、大変よく理解できます。

 たとえば、私はマナーに対していつも関心がある。しかし、オンタイムでもオフタイムでも、かかわる人たち全員がマナーに興味、関心があるとは限らない。そういうわけで、特にオフタイムにおいて、イライラすることが多々ありました。今でもときどきあります。

 たとえば、タクシーやバスに乗るとき。『マナーは先手で』を常に意識し、実行している私。朝だったら「おはようございます」と運転手さんに先手で挨拶をします。しかし、これに対して応えて下さる運転手さんは何人いるでしょうか?特に個人タクシー、バスの運転手さんの大半は、黙ったままです。運転に集中していらっしゃるのかもしれませんが……。

 今朝、タクシーに乗って同じような状況となりました。無愛想な表情のまま挨拶しない運転手さんに対して、私はそれでもクッション言葉をつけて「スミマセン。外苑から高速に乗って、、、」と言った途端に、貝のように口を閉ざしていた運転手さんが「はい!」と声のトーン高く、笑みを浮かべウキウキ状態になったのです。挨拶しないといけないと思い出されたのでしょうか。

 「分かりやすい人だなぁ」。以前の私であれば、「この対応って失礼じゃない!?」と頭から火山を噴火させていたものです。歳を重ねてきたからでしょうか? 最近ではこちらの気持ちが伝わらない人に対して不快に思ったり、気分を害することが以前と比べて少なくなりました。これが俗にいう『大人の対応』と言える良いことなのかもしれません。しかし、これでいいのでしょうか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連トピックス

    • 会員登録 ログイン
    • マイフォローとは?
    nikkei BPnet 会員サービス
    トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

    ランキング一覧を見る

    おすすめ情報【PR】

    締切間近のセミナー