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西出ひろ子の「ビジネスマナーのなぜ」ビジネス

仕事を断る信念とマナー(1/4ページ)

『白洲次郎』最終回によせて

2012.02.22

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 NHKスペシャルドラマ『白洲次郎』についての取材を先日、受けました。取材内容は「マナーの視点から見るドラマ『白洲次郎』」。このドラマにおいて、マナー指導とマナー監修に入らせていただいたからです。

 なぜ、私がこのドラマのマナー監修者に選ばれたのかお話しましょう。番組制作サイドは、監修者を決定するにあたり、数名のマナー講師の方々を訪問していました。もちろん、私もそのことは承知していました。いわば、比較検討されていたわけです。

 NHKのご担当者が2回目に弊社マナーサロンにご足労くださったとき、「西出さんが日頃行っていらっしゃる紳士講座を、この男性を相手に行って下さいますか?」と、同行なさっていた制作スタッフの方を、主役の伊勢谷友介さんだと思って指導をするように言われました。

 私は丁重にお断りいたしました。「こちらの男性と、実際の番組制作中にお伝えする相手は異なります。目的に応じて、その人(相手)に合ったことを伝えてまいりますから、それは致しかねます」と。

 通り一遍、誰にでもできるような研修や講義、指導を私はいたしません。最終的な目的は同じでも、相手によって、その時点における知識や素養は、人それぞれです。だから伝え方、手法は異なって当たり前。

 企業の研修も同様です。どの企業に対しても同じことを言ったり、行ったりはしません。その企業の“受講者”=“人”の『今このとき』に必要なメッセージを単刀直入にその場で正直に伝えていきます。そして、“人”を“人財”に変えていきます。

 相手に応じて対応の仕方を変える、臨機応変なサービス、営業、接客応対を講師自らが実践することが、結果が出せる所以でもあります。その相手に必要なこと、応じたことを伝え、指導することで、その人自身の目的達成、成功へと結びつけます。

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