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香山リカ 「アフター311」――震災後の社会マインド――


北朝鮮、金正日総書記死去 ――孤独な「二代目」独裁者の心の中、そして「三代目」正恩氏の今後の行動を解析する

2011年12月20日  RSS 

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金正日総書記「ジャンパー姿」に込められた「隠された心理」とは?

 昨日、つまり2011年12月19日に突然世界を駆け巡った、北朝鮮の金正日総書記死去のニュース。

 金日成王朝に生まれた「プリンス」として謎に包まれた正日氏の生涯であったが、その心の内はどのようなものだったのだろうか。

 金正日総書記といえば、トレードマークともなっているのが作業服風の着衣だ。

 北朝鮮の建国者である父親の金日成氏は、黒い人民服のほか、軍服や普通のスーツ姿もよく披露していた。これに対し息子の正日総書記は、ある時点から、一貫してあのカーキ色の「作業服」。

 生地は最高級品で一着ずつオーダーメイドで作られているとも言われているが、黒のスーツや勲章を身に纏った「軍服の側近」に囲まれひとりだけカジュアルすぎるジャンパーを着て歩く姿には、孤立感があった。

 もちろん、あの服装には、「私は庶民の味方アピール」意図があるだろう。

 ただ、国内視察などはそれでいいとしても、日本の小泉首相(当時)のような外国の要人に会うときなどは、スーツなどのほうが対外的だけでなく自国民に対する印象も良かったはずだ。

 金総書記には、そうできない心理的理由があったのではないか。

Next:「偉大過ぎる」父親との葛藤から、「文化」へと...

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