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不況を「生き抜く」メンタル力を磨け! Dr.米山の「活脳塾」

たまには正装して高級レストランで食事しよう

普段とよそ行きを区別して、脳の感性スイッチを切り替える

 大型の客船に乗って,1週間くらいのカリブ海クルーズに出かけることがあります。日中は短パン,Tシャツを着て海で遊んできたのに,船内に戻ると,夜6時からはドレスコードがフォーマルでタキシードというときがあります。疲れて帰ってきたのだから,何もそんな面倒な格好で食事をしなくてもいいのにと思うのですが,それこそが脳を刺激する方法のひとつなのです。

 夕飯はもっとも楽なスタイルで食事するのが,気楽でいいでしょう。しかし,楽をしているというのは,実は脳も楽をしているのです。脳の中に出来上がった回路,つまりいつもやっていることをすることは,脳を積極的に使っていることにならないのです。

面倒で緊張が伴う食事は、いつもより感覚が研ぎ澄まされ、脳への新しい刺激となる

 ちょっと高級なレストランへ,おしゃれをして出かけると,不思議なことに,いつもは気が付かない食器に興味を持ったり,食べ物の素材が妙に気になったり,もちろんしっかり味わって食べるようになります。つまり,きちんとした服装で食べることは,脳にも緊張感を与えるので,いつもより感覚が研ぎ澄まされるのです。それが新しい刺激,感動となって脳へ入っていくので,脳を活性化できるのです。

 同じパンでも,ホテルのレストランで食事をするとおいしく感じるのは,パンがおいしく焼けているというだけではなく,あなたの感性も非常に敏感になっているからなのです。

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