論理思考でよく言われることに「イシューを押さえる」というのがあります。「要は何が問題なのか?」「何を考えるべきなのか」を押さえることを指します。「そんなの当たり前」とも言えますが、意外と難しい。そしてとても重要です。今回は事例を使ってこの話をしたいと思います。
僕がやっている「SCHOOL OF 未来図」の受講生Tさん(35歳 食品メーカー勤務)に「今、論理思考を使って考えたい課題は?」と聞いたら「どうしたら上司(課長と部長)に、もっとお客さんを訪問してもらえるか考えたい」と返ってきました。
「客先へ!」がキャッチフレーズになっているのに、社内に時間を取られて上司は全然行けていないそう。Tさんのお客さんは一社ですが常にトップ5に入るクライアントなので、なおさら「忙しいのは分かるけど、もっとお客さんのところに行って欲しい!と思うのだとか。これはコラムのテーマに良さそうだと直感したので、いっしょに考えてみることにしました。そして最初に取り組んだのが上の
「イシューは何か」
です。「え? Tさんが言っている『どうしたら上司に顧客訪問してもらえるか』じゃないの?」と思いますか?確かにTさんはそう思っています。しかし、どうもひっかかることがありました。マネジャーが顧客をよく理解していることは重要ですが「上司に出て来られるよりも、自分に任される方向に持って行った方がよい」という考え方もある、と思ったのです。
そこで「なぜ上司に顧客訪問をしてもらいたいのか?」とTさんに聞いてみました(目的を押さえる)





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