2011年4月、カヤックは第3者割当増資をしました。そして、社外取締役や社外監査役を複数迎え、経営会議にも参加してもらうようになりました(参考記事)。
カヤックにおいては、これが劇的に良い方向に進むきっかけとなりました。
「もっと早く導入していてもよかったな」
僕はカヤックの過去について、あの時こうすればよかったと思うようなことはそれほどないのですが、社外取締役に関してだけはこう思いました。
カヤックの増資や社外取締役就任のお知らせは、周囲の方々には結構意外だったようです。「いろいろ口を出されて、カヤックらしさがなくなりませんか?」と心配されることもよくあります。そりゃあ、もちろん口は出されます。でも、むしろありがたいことで、経営会議に外部の視点が入ることで、会社の進化するスピードが一気に加速しました。
そこで今回は「社外取締役のススメ」について書いてみたいと思います。
会社というものは不思議なものです。ひとたび拡大路線を取ると引き返すことはなかなかできません。基本的には、その会社の限界(主に経営者の限界と比例する)まで拡大を続け、どこかでうまくいかなくなるか、その限界を突破して拡大し続けるかしかないのです。
会社という組織は、そんなルールに沿って生まれては消えていきます。そのルールの上で活動する過程で起こる問題は、実は一社固有のものではなく、どの会社においても同じようなものではないかと思います。
ですから、自分たちよりも1歩先を進んでいる会社を経営した経験を持つ人は、その手前で苦しんでいる会社の状況をよく理解でき、1つの解決案を持っていると言えます。






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