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- 恋愛ノウハウの賞味期限は早いのか
私は学生時代、全くモテませんでした。しかし、婦女子のことは大好きで、何度も砕け散りながら、自分なりにノウハウを蓄積してきました。社会人になると、徐々にノウハウが実り出し、30歳前後には、島地先生が言う「人生の真夏日」を感じておりました。結婚後も高気圧の勢いは残っておりましたが、やがて子どもを2人授かり、しばらくはイクメンに励み、前線を退いておりました。最近になり前線復帰しようと蓄積したノウハウを駆使して臨んでおりますが、かつての戦果が一向に上げられません。人生経験を積み、状況俯瞰能力や役者の円熟味は増しているはずなのに、狙った女性を食事に誘ってもあっさり断られる始末。島地先生、恋愛のノウハウとはこうも賞味期限が早いのでしょうか?
(41歳・男性)
シマジ ミツハシ、俺は71歳までには少し貯金をしようと思っているんだ。
ミツハシ シマジさんの一番苦手なことじゃないですか。失礼ながら、シマジさんに貯金は無理じゃないでしょうか。
シマジ そういうことを言うなら、ミツハシにはブラックボウモアは飲ませてやらん。
ミツハシ えっ。ブラックボウモアがあるんですか。
シマジ 今はない。だが、貯金をして買おうと思っているんだ。 3日前も、信濃屋目黒店の柴野店長に薦められたシングルモルトを6本買い込んだら、12万円ほどの支払になった。シガーやおべべやゴルフや食い物も含め、少しだけ我慢して毎月5万円ずつ貯めれば、10カ月後には50万円になる。そうしたら、ブラックボウモアが買える。
「シマジさんなら、10万円くらい安いものじゃない。喜んで払いなさい」
ミツハシ そういうことですか。それなら、ぜひ貯めましょう。シマジさんならきっと貯まります。ところで、今お使いのパイプは初めて見る品物ですが、また新しいパイプを買ったんですか。
シマジ ミツハシ、よく気がついたな。これにはちょっといい話がある。一年前に、俺のかわいがっていた後輩が役員になったんだ。奴は、その前にサロン・ド・シマジにやって来て「シマジさん、俺はどうやら部長止まりです。役員にはなれそうにありません」と弱気なことを言うものだから、「お前なら必ずなれる。賭けてもいい」と言ってやった。会話の流れで、奴が役員になれなかったら残念賞ということで俺が10万円をプレゼントする、奴が役員になったら俺が10万円を頂戴するという話がまとまった。
ミツハシ それで、後輩は見事に役員になったわけですね。
シマジ その通り。奴は奥さんに「参ったな。シマジさんとこんな約束をしたんだ」と打ち明けたところ、良妻賢母の奥さんは「シマジさんなら、10万円くらい安いものじゃない。喜んで払いなさい」と亭主の背中を押した。その10万円を受け取り、さっそく買ったのがこの6万9000円のパイプとシガーを少々だよ。







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