「月1480円でドラマや映画が見放題」――。米国で話題の動画配信サービス「Hulu」が日本でも2011年9月にスタートした。開始時の提供作品は海外ドラマが数千本と、ハリウッド映画が数百本。パソコンやスマートフォンのほか、一部のインターネット対応テレビで利用できる(「月額1480円でドラマや映画が見放題のHuluスタート、複数端末での利用も」)。10月25日からは家庭用ゲーム機「プレイステーション 3」でも利用可能になった(「Xbox 360」にも対応予定)。
インターネットで動画を楽しむユーザーは増加傾向にある。ビデオリサーチインタラクティブの調査によれば、「パソコン向け動画サイトへのアクセスが月間3000万人規模に」達している。その中でHuluは、サービスを開始した9月の推定訪問者数は16万人。1カ月間の無料試用サービスを実施していることもあるが、まずまず順調なスタートを切ったようだ。
動画配信サービスの中でHuluが注目されている理由は3つあるという(「『24』や『LOST』が見放題! Huluは動画配信の革命児か?」)。(1)月額固定料金で、連続ドラマやアニメなどがまるごと楽しめること、(2)大手の映画会社やテレビ局とライセンス契約を結んで、豊富なコンテンツを用意したこと、(3)1つユーザーIDで、パソコン、スマートフォン、テレビ、ゲーム機といった複数の端末から使えること――である。
実際にサービスを試したITライターの青木恵美氏が魅力に感じたのは「数々のアメリカンドラマ」だという。「まあちょっと試しに…と思って、前々から興味があった『デスパレートな妻たち』の第1回を観始めた。そうしたら、そのまま次から次へと観たくなって、どっぷりハマってしまった」そうだ(「ハリウッド映画やドラマが見放題のオンデマンドサービス『Hulu』を使ってみた」)。
特に「アメリカのテレビ番組は1シーズンが長く、人気が出れば複数シーズン続く」(米国在住の海部美知氏)。放送途中で見つけて気に入った番組は、やはり最初の回からさかのぼって見たくなる。ということで、刑事ドラマにハマった海部氏の「ティーン息子」は、毎月のお小遣いの大半をはたいてHuluの有料会員になったという(「日本に上陸した緑の黒船『Hulu』の“真価”」)。
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