『僕は君たちに武器を配りたい』の瀧本哲史さんに聞く(前編)、 「組織なんてあてにならない、自分の頭で考えて生き抜け」
(構成・文/加藤レイズナ 企画/アライユキコ)
第2シリーズ第7回の登場は『僕は君たちに武器を配りたい』(講談社)『武器としての決断思考』(星海社新書)の2冊を同時刊行、発売と同時に売り切れ書店続出となって話題の瀧本哲史さん。京都大学で人気ナンバーワン授業の客員准教授、マッキンゼー出身でエンジェル投資家など、多彩な顔を持つ。人に頼るな、自分の頭で考えて生き抜けと説く氏に聞いてきました、今を生き抜くための武器ってなんですか?
初めての著書で2冊が同時刊行
――『僕は君たちに武器を配りたい』『武器としての決断思考』が瀧本さんの初著書じゃないですか。しかも2冊同時。それなのにAmazonにも本屋にも全然なくて、編集さんから「池袋のジュンク堂にあった」と連絡がきて、買っておいてください! って。
東京大学法学部卒業。学卒後、助手経験を経てマッキンゼーに転職。独立後、企業再生として日本交通の再建などを手がける。2007年京都大学産官学連携本部イノベーション・マネジメント・サイエンス研究部門客員准教授。エンジェル投資家。全国教室ディベート連盟事務局長。NPO法人全日本ディベート連盟代表理事。星海社新書の「軍事顧問」を務める。『僕は君たちに武器を配りたい』(講談社)『武器としての決断思考』(星海社新書)で2冊同時単著デビュー。メディアに出るときは赤いネクタイと決めていて、微妙に違う柄のを何本か持っているそうです。
瀧本 タイトル長いですから、『僕武器』『武器決』でいいですよ。最初、池袋ジュンク堂は売れていることに気付いていなかったらしいです。社会問題、労働のところに置いてあって、目立たないから残ったらしいんです。今の書店の現場は人手不足で無理もないのですが。もっとも、翌日は書店内で3カ所で展開という早業だったらしいです。
――2冊ともすごい反響があったと思います。購入者の年齢の内訳ってどうなっているんですか?
瀧本 売れている理由の分析はようやく始めたばかりですが、30代の男性がいちばんでしょうね。もともと、本を読む層と言うこともありますが。
――そうなんですか。『僕武器』は〈本書は、これから社会に旅立つ、あるいは旅立ったばかりの若者が、非情で残酷な日本社会を生き抜くための、「ゲリラ戦」のすすめである〉ってあったので、20代が多いのかなと。
瀧本 『武器決』『僕武器』の想定読者は20代の若者向けなんですけど、もう少し上の世代が読んでも、発見が多い本だと評価されています。
――普段は本を手に取らないようなひとに向けては、どういう戦略をとっているんですか?
瀧本 帯の文章とかもかなり考えましたね。







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