発想法というのは、連想ゲームのように関連のある物を次々に考えていく方法もあれば、単なる思いつきで新しいことを考え出すこともあります。
「思いつく」というのは、いい加減な思考のように思われますが、過去の記憶が様々にリンクして一つの考えになった結果です。それだけに、思いつくまでが非常に難しい作業です。いいアイデアを思いつくには、常に発想する練習が必要になります。
まず目の前にあることから、発想する練習をしてみましょう。例えば冬になると、黒っぽい服が増えます。そこから何を発想していくでしょうか?「寒くなれば、コートなどの冬物が売れるだろう」ではまったく当たり前のことで、新しい着目ではありません。
黒をもっと考えてみましょう。光を吸収して黒は暖かくなるということで使うのでしょうが、この黒い色はいったいだれが作っているのだろうか、と考えてみるのです。黒の染色をしている会社はもうかるのでないか、あるいは染色に使う黒は何からできているのか――など、「黒い」という共通語で、発想を膨らますのです。




