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西出ひろ子の「ビジネスマナーのなぜ」ビジネス

異動があったときに心得ておくこと(1/3ページ)

2012.03.21

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 先週末、某テレビ局の番組に出演するためにスタジオで収録を行いました。その際に、『大人力検定』などで著名な石原壮一郎先生のクイズ問題がありました。石原先生は電話でのご登場だったのですが、その問題内容といい、解答といい、電話でのトークといい、人を惹き付ける話し方とその内容に感服、敬服した私でした。

 実は、私は石原先生の大人力問題(あるシーンに直面したとき大人だったらどう振舞うか、Q&A形式になっているもの)に対して正解したことがありません。誌面などで答え、解説を読んでも「違うなぁ…。どうして?」と思うことがありましたが、実際にお話を伺うと説得力もあり、納得した次第です。この説得力はどこからくるのでしょうか。

 それは石原先生がビジネスパーソンとして数々の実体験をなさっていらっしゃること、そして、提示される“大人力(大人としての機転、振る舞い)”の根底に「相手を思いやる」精神が宿っているからだと思います。だからこそ、人々から支持されているのでしょう。

環境の変化にマナーを役立てる

 さて、新年度も半月が過ぎました。新年度は、新入社員のみならず、異動で部署が変わった方々もいらっしゃることと思います。新入社員は、社会人生活のスタートを切るわけですから、当然ながら入社した会社の仕事に対しては、白紙の状態から積み上げていくものです。しかし、異動の場合は、少し違います。キャリアを積んだ方々が同じ組織内で異なる仕事内容を受け持ったり、関連会社へ出向したりします。その場合、仕事の内容はもちろんのこと、職場の人間関係も変化することによって、仕事をゼロから始めるよりずっと高いストレスを抱えてしまう方も少なくないことでしょう。

 このような状況下でも、“マナー”は多くを解決してくれます。本連載でも何度も繰り返しているとおり、マナーとは「相手の立場に立つ」ことです。異動して来る方の立場に立てば、その部署にもともといる方々が、異動して来る方に対して、どのように接すれば良いのか、自ずと分かるもの。しかし、もちろん、人によって考え方は異なりますから、そこに“大人力”と“マナーコミュニケーション”が必要となります。マナーコミュニケーションとは相手の気持ちや立場を慮る「マナー」を持って、お互いを尊重し、きちんとした「コミュニケーション」をとることを指します。

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