今回は、スーツの基本的な着こなしをお話します。
スーツは「肩」で着る
「スーツは肩で着る」と言われるほど、肩のサイズを中心に、身幅や腕、袖などが自分の体型に合っているかを見ていきます。スマートに見せたいのであれば、ズボンの裾はダブルにしない方が良いでしょう。また、座ったときに窮屈でない程度の細めのズボンを選びます。また、ベルトと靴とカバンの色は同系色でキメます。ビジネスシーンでは、黒がもっとも好印象を与えるためお薦めです。
ところで、皆さんは背広の語源をご存じでいらっしゃいますか? これにはいくつかの説がありますが、私は次の説をお伝えしています。
ロンドンの中心地にリージェント・ストリートとボンド・ストリートがあります。そのストリートにはさまれた小さな通りがあり、その通りを「セビル・ロー」といいます。セビル・ローは世界的に有名な高級紳士服店が軒を並べており、この「セビル・ロー」から「背広」という名がついたと言われています。
また、このセビル・ローにある店舗は既成のスーツではなく、あつらえです。あつらえ店のことを、ビスポーク店といいます。日本では、“ビスポーク”とは聞き慣れない言葉だと思います。もしも、この言葉を聞いて、意味を説明できるのであれば、あなたはかなりの“紳士服通”です。




