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猪瀬直樹の「眼からウロコ」


菅さん、地熱発電の特徴と仕組み教えます

「地産地消型」の特徴を生かした組み合わせが現実的

2011年07月12日  RSS 

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 菅直人首相が原発の「ストレステスト」を突然言い出した。いつも思いつきでものを言う。菅首相がご執心の「自然エネルギー」についても、「2020年代の早い時期に総発電量の20%以上をまかなう」のは机上の空論だ。「脱原発」には10年、20年の時間がかかる。それまでの代替電力を具体的に検討しなければならない。

自家用を除き、全国の地熱発電は13カ所

 去年の2月に太陽光パネルを自分で設置した僕には、その長所も短所もわかっている。原発の代替エネルギーを自分の目で確かめるため、「コンバインドサイクル」を利用した天然ガス火力発電や昼間のピーク時の電力需要をまかなう揚水発電の現場へ足を運んできた。7月7日の七夕には、八丈島にある東京電力管内唯一の地熱発電所を視察した。

 現在、日本には全国13カ所に地熱発電所が存在する(他に5カ所の自家用地熱発電所がある)。北海道に1カ所(森)、東北に6カ所(澄川、松川、葛根田、上の岱、鬼首、柳津西山)、九州に5カ所(大岳、八丁原、滝上、大霧、山川)、そして東京電力管内には唯一、八丈島で地熱発電所が稼働している。

 八丈島は東京南方の海上約300キロメートルに位置する。160人乗りの航空機で羽田から定期便が1日3便出ており、また船便は毎日1往復、夜行で夜11時に出て朝9時過ぎに着く。僕は羽田から航空機に乗り、1時間弱で到着した。

1999年に運転を開始した「八丈島地熱発電所」を視察する
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