トップ > ビジネスパーソンの迷惑メール対処術 > ケータイが盗聴器?悪意があれば便利なツールに変貌

ビジネスパーソンの迷惑メール対処術ビジネス

ケータイが盗聴器?悪意があれば便利なツールに変貌(1/3ページ)

2007.02.09

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 携帯電話のデジカメ機能を使った盗撮事件が止まらない。マナー違反は不快の極みだ。ビジネス現場において、スパイ行為や中傷の目的で使われた例もある。企業や工場のなかには、高セキュリティエリアへ入室する際に、ケータイを預けるよう、もしくはカメラのレンズ部分にシールを張るよう求めるところも現れた。

 盗聴についてはどうだろうか? 意外なことに、ケータイを使った盗聴には企業も個人も無防備である。

 オフィスでもプライベートでも、盗聴器を仕掛けられて会話を盗み聞きされるとしたら、穏やかな気分ではいられない。業務の重大な情報が漏れてしまう。他愛ないうわさ話を、陥れる目的で録音する者が出てくるかもしれない。盗聴器を使ったストーカーにつけ狙われるのも怖い。

 ケータイを改造することなく、そのままの状態で事実上の盗聴器として使えることは意外と知られていない。通話内容を録音するだけでなく、通話していないときに周囲の音を録音したり、外部に送信することが簡単にできるのである。

こんな置き去りケータイには要注意

 最近のケータイは、1時間以上の録音ができる機種がある。通話録音と、マイクで拾った音の録音の両方に対応するICレコーダー替わりに使えるのだ。携帯アプリをインストールすると、タイマー録音ができるケータイもある。

 面談時に机の上にICレコーダーを出せば、誰でも警戒するだろう。しかしケータイなら怪しむ人は少ない。堂々と会話を録音できる“メリット”がある。目の前のケータイが録音中かどうかを外部から見極めるのは困難である。

 ケータイを置き去りにして、遠隔地から盗聴することもできる。イヤホンマイクやハンズフリーで通話するときに便利なように、ケータイには自動応答機能が付いている。一定回数の呼び出しベルが鳴ると、ケータイが自動応答するという機能である。

 自動応答をオン、着信時の呼び出し音を無音にして、着信ランプが光らないようにしておけば、ケータイが“通話中”でも気が付かれることはない。

 盗み聞きしたい場所にケータイを置いてくれば、電池が持つ限り盗聴器として使えることになる。ただし、これらは最近のケータイに特有の機能ではない。15年近く前のアナログ携帯電話時代から搭載されている。古典的なケータイ盗聴の手口である。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ログイン
  • マイフォローとは?
nikkei BPnet 会員サービス
トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

ランキング一覧を見る

おすすめ情報【PR】

締切間近のセミナー