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西出博子の「ビジネスマナーのなぜ」(1)

職場でのマナーコミュニケーション(1)〜あなたは“人財”ですか〜

 ビジネスシーンにおいては、身だしなみが相手に与える印象は大変大きいものです。髪型、スーツ、靴下、靴も総合的に確認を。このような身だしなみの話も、あなたの社内では、上司や先輩が部下、後輩に上手に伝え、それを素直に受け入れてもらえるような風通しのよい関係を築けていますか。そうであれば職場の問題は起きないでしょう。

 あなたが上司、先輩であったら、部下、後輩に自分の伝えたいことをきちんと伝えることができていますか? また、部下、後輩の皆さんは、上司や先輩、会社からの伝達事項や要望を素直に聞き入れて、それを実行していますか?

 私の仕事に対するモットーは、「仕事は愉しく」です。この話は以前にも本コラムでお伝えしました。楽をする「楽しい」仕事はないけれど、「愉しい」仕事は可能であると私自身が体感しています。「愉しい仕事」にするためには、何といっても仕事でかかわる人間関係がスムーズであることです。そして、この人間関係をスムーズにするために必要な能力が『人間力』=『マナー力』です。

マナーは一方通行ではない

 マナーとは、相手の立場に立つことであると、私は終始一貫してお伝えしています。そして、マナーとは決して一方通行では存在しません。互いにマナーを持って相手に接するからこそ、そこに美しいマナー、美しい人間関係、美しい仕事が存在します。

 たとえば、社内、職場におけるマナーについて考えてみましょう。職場には、上司、先輩、部下、後輩という縦のつながりの人間関係が存在します。仕事をする以上、この関係は少なからず、どの会社にもあることでしょう。

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