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大前研一の「産業突然死」時代の人生論ビジネス

大前研一:「原発オールアウト」の危機をどう乗り切るのか(1/7ページ)

2011.06.06

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 関西電力の八木誠社長は5月26日、定期検査のために運転を停止した原子炉の再稼働が遅れるケースが増えれば、電力需要が急増する夏場にかけて、関西地域で「節電をお願いせざるを得ない場合も考えられる」と述べた。

 東京電力管内では夏場に15%の節電を行わなければならないが、こうした電力不足の「東電化」が他の電力会社にも波及しそうで、もしそうなればシビアな事態が当然起こりえる。

すでに5基の原子炉が再稼動できず

 前回の本連載でも触れたが、日本の原子力発電所は13カ月に一度、定期検査のために原子炉を停止させる必要がある。ところが福島第一原子力発電所の事故以来、定期点検が済んでも周辺住民の反対にあって再稼働ができない事態が各地で発生している。

 下の図に今年夏までに再稼動を予定している原子炉をまとめてみた。

[画像のクリックで拡大表示]

 九州電力の玄海原子力発電所2・3号機、関西電力の高浜発電所1号機、美浜発電所1号機、そして北陸電力の志賀原子力発電所1号機の合計5基が再稼働の予定を2~3カ月過ぎた現在も停止中だ。

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