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週刊「面白法人カヤック」

【83】学生ベンチャーが気をつけたい5つのこと

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 僕らが面白法人を立ち上げたのはインターネットの創生期1998年。この頃はネット関連の企業といえば学生ベンチャーも結構多かったような気がします。そしてここ最近も、スマートフォンの登場に伴い、一発当てるアプリで起業しようという学生が増えてきている印象がありますが、いかがでしょうか。

 確かにスマートフォンの世界は、本当に新しい市場ですので、「よーいドン!」で、誰にでもチャンスがあると思いますし、パソコンのウェブサービスと比べると、制限された世界であるために、技術的にも何とか学生でも対応できそうな気がします。

 学生の立場からしたら、わくわくする状況ですが、一方で学生ベンチャーに対して気をつけた方がいいと思うことを今回は書いてみたいと思います。

1:叱られない

 僕は会社員を2年弱やってから起業しました。そこで分かったことは、自分で会社をやっていると叱られる機会がないということです。やはり、会社員になると、口うるさい上司や先輩がいて、その人たちから、仕事人として、組織人として、様々な常識を身につける機会を得ることができます。

 もちろん、それが正しくないことも多々ありますが、結局、仕事ができる人を一言で表現するなら、相手の立場になれる人であり、大半の人が会社員なのですから、そういった人の立場になれるかどうかは重要だと思います。

 つまり、非常識な学生に常識を教えて叱ってくれる先輩がいないというのが、気をつけないといけない罠だということです。対策としては、社外の人に叱ってもらえるような愛嬌を持ち、叱ってくれる先輩を見つけることでしょうか。

2:ちやほやされるのは最初だけ
 学生のうちに起業すると、周囲から「すごいじゃん」と言われるでしょう。また、自分自身でチャレンジするということは、何事にも代えがたい経験です。それだけでも、少し自信がつくと思います。

 でも、それは最初のうちだけと自分を戒めた方がいいです。例えば、起業して5年経っても、同じことだけを繰り返している会社しか作れないこともあります。

 それだと、最初のうちこそ起業によって企業に勤めた同級生より自分の方がよっぽど成長している感があるのですが、そのままでいると、大企業に入って順調に出世した同級生の方がよほどスケールが大きい人間になっているという可能性があります。同級生に負けたくないなら、そこは意識をしておく必要があります。

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