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猪瀬直樹の「眼からウロコ」ビジネス

猪瀬直樹:「ヒゲの隊長」と菅首相の杜撰な対応を語る(1/5ページ)

専門家の知恵を結集し、シミュレーションを生かすべき

2011.05.09

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 「ヒゲの隊長」こと佐藤正久・自民党参議院議員とじっくり話をする機会があった。今回の震災対応でも、戦前と同様に日本政府はシミュレーションや現場の声を無視しているために、意思決定が迷走している。リーダーシップを発揮していないとの批判に対して、菅直人首相は思いつきで杜撰(ずさん)な対応を繰り返しているが、尻ぬぐいをするのは現場の人たちである。

24万人の自衛官のうち10万人を派遣した根拠は何か

 東京MXテレビ「東京からはじめよう」(5月7日21時放送)に、自衛隊のイラク復興支援の初代隊長として活躍した佐藤正久さんを迎えて、被災地における自衛隊の実状や、政府の震災対応について話をうかがった。元自衛官として佐藤さんからは、臨場感のある話をたくさん聞くことができた。

 まず2人で問題視したのが、被災地に派遣された自衛隊の規模である。

猪瀬 菅首相は、東日本大震災の復旧活動のために、自衛隊を10万人派遣しました。10万人というのはすごい数です。
佐藤議員 自衛官は全部で24万人しかいませんから、10万人というのは大きいです。自衛隊の一番の任務は日本の防衛・警備ですが、その半分近くを災害派遣に回したことになります。
猪瀬 10万人という数字にはどんな根拠があったのでしょうか。もちろん、なるべく多くの自衛官が被災地に行くことは、国民が望んでいることです。しかし、10万人もの自衛官を派遣するのであれば、そこには根拠がなければなりません。
右が「ヒゲの隊長」こと佐藤正久・自民党参議院議員
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