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【27】初代・三菱パジェロ(昭和57年) 乗り込んでしまえば乗用車そのもののレジャー用本格オフロード (1/3ページ)

2011.05.18

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ジープ気分を強調した「将軍・パジェロ」

高速道路をかける三菱パジェロ。これは「メタルトップ・ワゴン2000ターボXL」というモデルで、ターボ付145PSエンジンで快走。
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 いまや、日本車が世界を席巻する存在であることは誰もが認めるところだが、いまから四半世紀前には、まだいくつかのヒット作が世界でその名を知られるくらいのものであった。そんな日本発のヒット作のひとつに「パジェロ」がある。世界では「ショーグン(将軍)」の名で知られていたものだ。

 ここで採り上げるのは1980年代中盤の三菱パジェロ「メタルトップ・ワゴン2000ターボXL」。その名前からも、パジェロのポジションが伝わってくる。

 すなわち、三菱は米国ウィリス社のジープをライセンス生産し、国内で「ジープ」を登録商標にしてきた。「軍用」ジープの流れを汲む、ヘビー・デューティ、プロユースといったような印象の4WDだ。

 パジェロというネーミングは1973年の東京モーター・ショーでデビューした。それは本格的ジープをレジャー用オフロードカーにできないかということを模索したショーモデルで、「ホンモノのジープを駆って野山を縦横に走ってみたい」という若者向けのアピールだった。

 J52型ジープを、第二次大戦型ジープの顔つきにし、一方でロールオーバー・バーやフォグランプ、太いタイヤなどを装着し、ジープ気分を強調した。

著者:いのうえ・こーいち

理工系大学院修了。日本写真家協会(JPS)、日本写真作家協会(JPA)会員。
主な連載誌は、小学館「ラピタ」、日本カメラ社「日本カメラ」、エイ出版「東京生活」、サドルシューズ「ミニフリーク」など。クルマをはじめとして、乗り物全般を愛好する。著書には「客車好き」(JTBパブリッシング)、「ぼくの好きな時代、ぼくの好きな車たち」(エイ出版)、「クルマ好きはやっぱりフェラーリが好き」(二玄社)、「アルファ156」(経林書房)、「世界の自動車100点」(講談社)、「世界の名車」30巻(保育社)、「男の鉄道ホビイ」(エイ出版社)などがある。
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