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花岡信昭の「我々の国家はどこに向かっているのか」ビジネス

花岡信昭:浮上してきた「菅おろし」への道筋(1/7ページ)

2011.04.14

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復興ビジョンを描くには、菅首相の退陣が前提

 民主党や自民党の一部の幹部、さらには霞が関官僚らのまったく非公式なレベルでの話を聞いていると、いま一番の問題は「菅首相が自ら辞めようとしない」というところにあるようだ。

 「この首相の性格からすると、絶対に辞めない」と断言する向きもある。退陣した場合の後継者に、これだという人がいないといった事情を強調する実力者もいる。

 「3・11」がもたらした巨大地震、巨大津波、原発事故、風評被害という「四重苦」をどう克服するか。いうまでもなく、これが最大の政治課題だ。1カ月を経過して、救援から復興へとステージが移りつつある。

 巨額の復興予算をどうつくっていくか。政府はとりあえず4兆円規模の第1次補正予算を成立させる方針だが、最終的には20兆から30兆円ぐらいの規模になるだろう。

 復興ビジョンをつくり、実際に公共事業を主体とした一大プロジェクトを実施していこうというときに、政治が機能不全に陥ったままでは、効率的な対応などできるわけがない。

 ここは救国大連立の発想が求められているという点で大方の意見は一致するのだが、自民党から何人かの閣僚を取り込む構想は頓挫した。菅首相が退陣してくれれば、ものごとは一気に進むという見方が大勢になりつつある。

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