<今週のロス女>
年齢:34歳
男性関係:既婚(28歳で結婚)
仕事:小売店のパート社員
年収(世帯年収):70万円(570万円)
家族構成:夫、子ども二人
私事だが、先日から付き合っている女性がいる。本連載の取材で出会ったわけではないが、僕と同世代でバリバリ働いている飲み食い好きの女性だ。喜ばしい出来事だが、雑談で僕の宿病であるモテ願望に触れると、以下のようなショッキングな返答を突きつけられた。
「モテる男っていうのは、出会った瞬間に『いい男。好き!』と女から直感されちゃうような人でしょ。即効性がある。薬に例えるとタミフルかな。最初に出会ったとき、あなたには特に何も感じなかった。3回目のデートぐらいからちょっとずつ好きになったけど。例えるなら葛根湯ね。じゃ、タミフルは誰なのかって? うーん、伊勢谷友介くんかな。伊勢谷くんになら出会ったその夜に抱かれてもいいかも〜。あっ、で、でもね、伊勢谷くんとは長続きしないと思う。副作用がある気がするから。毎日飲みたいのはやっぱり…」
衝撃と悲しみのあまり最後のほうは聞き取れなかった。タミフルと葛根湯、わかりやすい例え話ではある。自分で言うのはおかしいかもしれないが、僕は自分が葛根湯だとすでに知っている。威圧的ではないし、気は利くほうだし、家族仲もいいし、良き友人も多い。ギャンブルはしないし、女遊びは少しするが、酒癖は悪くない。家事はできるし、不潔ではないし、一応自立して働いている。「飲みやすい」に違いない。だけどね、こんな程度ならば、穏やかな同世代男性の7割ぐらいは調合次第で漢方薬になれるよ! ちっとも嬉しくない。
僕は伊勢谷に、いやタミフルになりたいのである。一時期でもいいから。そして、熱烈に求められたい。「副作用なんてどうでもいい。いくらでもお金を出す。一撃で私を治して。今すぐ飲ませて!」と。タミフルになりたい、タミフルに!
思わず興奮してしまった。仕事に戻ろう。今回はちょっとエッチな同級生、池田千夏(仮名、34歳)と平日の昼下がりに新大久保で会った。「子どもが学校にいる時間に韓国料理を食べたい」というので…。ラブホテル街の中にある韓国料理店「チャンナム家」に連れて行き、生マッコリを注ぎ合いながら話を聞くことにした。






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