どんな病気
膵臓は消化酵素を含んだ膵液を十二指腸に分泌し、食べ物の消化を助けています。この膵液が膵臓自体を消化してしまうのが急性膵炎です。
症状
膵臓痛と呼ばれる左上腹部の激痛が特徴です。膵臓の後ろに神経叢があるため、しばしば背中にも痛みが現れます。発熱、吐き気、嘔吐、冷や汗などの症状を伴います。重症例ではチアノーゼ、呼吸困難、ショック、意識障害など、生命にかかわる深刻な病態となります。
原因
発症の原因として多いのは、大量の飲酒や胆石などです。アルコール性膵炎は、長い間お酒を飲み続けている人に、大量の飲酒や暴食がきっかけになって起こります。胆石症の発作時に起こるのが胆石性膵炎です。
治療法
入院治療が必要です。発病後2〜3日は絶食し、点滴などで水分を補給します。症状が治まったら食事療法を慎重に行います。薬物療法としては、鎮痛薬や消化液の分泌を抑える薬を用います。
注)初出は2004年8月16日です。記事の内容は、執筆時点の情報に基づいています。
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