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週刊「面白法人カヤック」ビジネス

【72】ネットビジネスの企画書を書く上で注意すべき3つのポイント(前編)(1/3ページ)

2011.02.14

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 僕ら面白法人は、たくさんのネットサービスを立ち上げて世に送り出しています。そのためか、僕は新規のネットサービスについて相談をされることが少なくありません。最近ではアプリやネットビジネスの審査員をさせていただく機会も増えましたし、カヤックサイト経由での問い合わせや、郵送で企画書を送ってきて「ご意見ください」といったケースも意外と多くなりました。僕は、そういったものは必ず目を通して、何らかのアドバイスをさせていただくことを徹底しています。

 そんな中で、「おお!この企画はすごい!」というものに出会う頻度は高くはありません。なぜなら、大体が似たようなポイントがクリアできていないのです。そこで今回は、新規事業の企画書、とりわけネットサービスの企画書について、注意すべきポイントを3つほど書いてみたいと思います。

★その1:競合のリサーチをしているか?

 僕らは仕事柄、多くのネットサービスを見ていますし、自分でも立ち上げては撤退しています。ですので、持ち込まれたアイデアに限らず、自分たちのアイデアですら、実は全く新しいと感じることがほとんどありません。これだけいろいろなサービスがある世の中ですから、どちらかと言えば、既存のサービスの延長線上でいかに進化させるかが重要かもしれません。

 持ち込まれる企画も、明らかに「これは既にあるよ」という企画が多かったりします。もちろん、企画書を作った人はリサーチをしているとは思いますが、リサーチ量が足りないのか、リサーチ方法が良くないのか分かりませんが、既にあることに気づいていません。

 例えば、リサーチといっても、必ずしも全く同様のサービスがあるかないかを調べればいいわけではありません。全く同じでなくても、似たようなサービスがほかにあるか、海外はどうか、概念的に似たものがないか、あるいは今はやっていなくても同じサービスをやりそうな他の競合はいないか、などを調べる必要があります。

 実はこういったリサーチ作業は、最も重要だと思うのです。それは、立ち上げてからも競合は常にウォッチしていかなければならないからです。そこにビジネスの芽があると分かれば、他社が参入してくることもあります。

 このようにリサーチしていくと「ここがやった方が早いよなぁ」というアイデアが多々出てきます。「ほかがやった方が早い」という論理ばかりを突き詰めると、そんなことを言ったらすべてのことがそうで、後発はどれも不利ということになり、夢がありません。でも「ほかがやってきたらどうするか?」ということは想定しておくべきであり、そのシミュレーションにのためにも、リサーチは大事になってきます。

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