「ロス女」vs「ボク様」50番勝負
2010年末まで2年半かけ、僕は同世代(ロストジェネレーション=1972〜1982年生まれ)の男性100人とサシ飲みをし、恋愛と結婚を語り合ってきた(「ロスジェネ世代の叫び!ボク様未婚男のリアル」「『ボク様』卒業への道」)。20代の頃によくやった「合コン後の反省会」みたいな雰囲気で、なぐさめ合ったり貶め合ったりしたものだ。楽しかった。やる気にもなった。そして、連載途中で僕も結婚し、別居し、離婚した。
今さらながらに思う。「男二人で男女関係を論じても意味ないんじゃないか?」と。むしろ、女性に対する理想や被害妄想が膨らむだけで、自己中心的で甲斐性のない「ボク様」を助長する結果になるのではないか? そうに違いない。僕の結婚生活が破綻したのはあの連載のせいだ!
八つ当たりはこれぐらいにして、今年からは同世代の女性たちと語り合うことにしたい。少しは建設的な知見が得られるかもしれない。ただし、ありがちな他人事の恋愛論は一切不要。聞きたいのはあなた自身の生活と欲望だ。どんな男とどう愛し合っているのか。または愛し合っていないのか。いったい何がしたいの? 身も蓋も無い言葉を聞かせてくれ。この際だから僕も言いたいことを言わせてもらうよ…。
大宮 冬洋(おおみや・とうよう)
フリーライター。1976年埼玉県生まれ。一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に就職するがわずか1年で退職。編集プロダクションを経て、2002年よりフリー。『日経ビジネスアソシエ』、『プレジデント』、『きょうの料理ビギナーズ』、『dancyu』などで執筆。2011年2月から「受験勉強だけが、青春だった。」をキャッチフレーズに、勉強に10代を捧げた人たちを追う新コラム「ガリ勉☆甲子園!」がスタート。特定の食材・料理に異常な情熱を燃やす人々に会いに行く「食べ物マニアーズ」も連載中。著書に、『30代未婚男』、『ダブルキャリア』(ともに共著/NHK出版)、『バブルの遺言』(廣済堂出版)がある。近著に最新刊『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)がある。最近の課題は「自炊」。食生活ブログをほぼ毎日更新中。
バックナンバー
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- 【28】前向きな男が好き。でも、可愛げのない自信家は嫌い。
- 【27】医者の子を一人でひそかに産み育てようと思ってました。
- 【26】晩酌という名の前戯を知らない夫を愛しています。
- 【25】「怪物くん」と呼ばれる男と10年暮らしています
- 【24】男の人を応援したい。スポットライトを浴びてほしい。
- 【23】草食男子と結婚したら単なるダメ男子でした
- 【22】男性にも会社にも寄り添えません
- 【21】男の人に察してほしい。私に全部を言わせないで。
- 【20】覚悟がないのに口説かないでください。
- 【19】身長は私より高いのに体重は私より軽い男が好みです。
- 【18】「肉食が肉食を好きになってはいけない」と気づきました
- 【17】AKK(相性・健康・経済)のすべてを満たす男がいません
- 【16】育児の大変さはユニクロ勤務以上です。
- 【15】軽い感じの積極的なアプローチならたいていOKです。
- 【14】65歳になったら自殺する、とダンナが言うんです。
- 【13】父のように面倒くさい男が好きなんです
- 【12】仕事で尊敬できることが男性選びの基本です
- 【11】彼の準備ができるのを、のんびり待っています。
- 【10】彼氏と実の兄をときどき間違えてしまいます
- 【9】専業主婦になるほどダンナを信じられません。
- 【8】35歳過ぎたら結婚をあきらめて前彼とヨリを戻します
- 【7】男の人と会話をすると、心が満たされるんです。でも…
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- 【1】「狙い撃ち」の夜は夫を叩き起こしています




