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【46】結婚式当日も不倫相手とメールしてました(1/5ページ)

若手俳優のような美しい顔を持つ男、渡瀬利明の場合

2010.11.01

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<今週のロスジェネ既婚男>
年齢:35歳
離婚年齢:31歳
仕事:メーカー勤務
世帯年収:450万円
家族構成:一人暮らし

 「ロストジェネレーション既婚男性の実生活と結婚観をミクロレベルで解明する」という高い志で始まった本連載。しかし、すぐに企画趣旨はグダグダになり、久しぶりに会った友人とのサシ飲み&おしゃべりに終始している。途中で著者の僕自身も結婚したので、他夫婦の不和を聞いてちょっと安心したり、ノロケ話に遭遇して白けたり、「子どもはつくるべきだ」と諭されて考え込んだりすることが多くなった。参考になるし、楽しいなー。 つまり、完全に自分のための連載記事なのである。申し訳ない。読者のみなさんは、僕たちと一緒に飲んでいるような気持ちで主体的に参加してもらうしかないですね。だから、コメント欄の親しげで勝手気ままな(失礼!)意見はいつもうれしく読んできた。

 さて、既婚男とはすでに45人も対話してきた。ほぼすべて僕の友人たちなので若干の偏りがあるが(浮気率が高いとか)、同世代の結婚生活パターンをある程度把握することができたと思う。そろそろ終わりにしたい。いや、ひとつ取材し忘れているぞ。結婚生活が途中で終わったパターン、つまり離婚男だ。彼らはなぜ結婚し、どういう経緯で別れ、いま振り返るとどんな感想を持っているのだろうか。そのつぶやきに耳を傾けることで、結婚というものを客観的に見つめてみたい。

 中堅メーカーに勤める渡瀬利明(仮名、35歳)は、若手俳優のような美しい顔を持つ男だ。仕事ぶりは愚直そのもので、納期前にはいつも職場に泊まり込んでいる。体育会的な従順さも備えているので、周囲からはたいてい可愛がられる存在である。 

 5年ほど前、そんな渡瀬がダークフォースを発していた時期があった。飲みに誘えばすぐに「ぜひ!」という嬉しそうな答えが返ってくる男なのに、当時は「すみません。いまは余裕がありません」としぼり出すような声しか聞けなかった。いったい何があったのか。ようやく元気になった渡瀬を池袋に呼び出し、「永利」で中国東北料理を食べながら話を聞くことにした。

転職先でパワハラに見舞われて…

大宮(以下、O) ども。お久しぶりです。マニアックな店を指定してすみません(笑)。最近、中国東北部に興味があるので。
渡瀬(以下、W) 
大丈夫ですよ。僕は何でも食べられますから。

O ずいぶん元気になりましたね。よかったです。以前はすごく辛そうでした。何があったんですか?
W 
僕は今の会社で3社目なんですよ。2社目の会社で上司のパワハラに遭い、ウツになってしまいました。

O 1社目で生き生きと働いていた渡瀬さんからは想像もつかないですね。そもそもどうして転職したんですか?
W 
新卒で入社して7年も働いていると「外の世界」が見たくなるんですよ。そろそろ結婚したかったので、準大手の会社から声をかけてもらったとき「これで給料が上がるぞ」と思って飛びついてしまいました。

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