<今週のロスジェネ既婚男>
年齢:37歳
結婚年齢:32歳
仕事:レストラン経営
世帯年収:400万円
家族構成:妻、息子2人
ロスジェネ既婚男たちとグダグダしゃべり続けてきた本連載もいよいよ終盤を迎える。今回は「ボク様」らしからぬ兄貴キャラに登場してもらおう。地方都市でレストランを経営している野村健一(仮名、37歳)だ。
若いころの周恩来みたいな魁偉な風貌の野村は、家業のレストランで店長を務める傍ら、地元の町興し活動にも熱心に取り組んでいる。僕は共通の友人を通じて一度会っただけなのに、ときどき山菜や果物を送って気にかけてくれる。いろんな意味で余裕を感じさせる男である。
夕方、最寄り駅に到着した僕を車で迎えに来てくれた野村。さっそく飲み屋に移動して取材に入ろうとする僕を制して、「とりあえず風呂でも行こうか。話はあとからいくらでも付き合うよ。今夜はうちの実家に泊まったらいい」とゆったりした調子で提案する。お任せしちゃおうかな…。
大宮(以下、O) いやー、いい温泉でした。ご馳走様でした。このレストランも素敵ですね。
野村(以下、N) この店は姉貴が経営しているんだよ。好きなものを食べていいよ。飲み物はビールでいいかな?
O はい。えーと、普段は接待する側なので至れり尽くせりの状況にちょっと戸惑っているんですけど(笑)、プライベートなことを聞いても大丈夫ですか?
N 何でも聞いてよ。そのためにこんな田舎まで来てくれたんでしょ? 何も隠すことはないから。実名を出してくれてもいいよ。
O それはやめておきましょう。一人だけ実名というのも変なので(笑)。野村さんは東京に住んでいたこともあるんですよね?
N 1年ちょっとだけどね。大学受験の予備校に通っていたけど途中でやめたんだよ。19歳だった。で、地元に戻ったら遊び場がすごいことになってた。バブルな感じだったね。
挨拶がわりにおっぱいをペロリ
O そのころはすでにバブルは崩壊してますよ(笑)。
N 田舎は何事も遅れてやってくるんだよ。ヒッピーのたまり場みたいになっていた店がいくつかあって、東京の芸能人もお忍びで遊びに来てたよ。田舎は東京みたいに取締りが厳しくないから。セックスも麻薬も何でもありだった。いまはさすがにどの店も閉店しちゃったけどね。
O どんな雰囲気だったんですか。
N 例えば、常連の男どもはカウンター席に座るんだけど、「暑いから」とかいう理由でみんな全裸になっちゃうんだよ。椅子の背もたれがあるから後ろからだとバレないんだけど、横に来ると丸見え。でも、その店に来るような女の子はノリがいいから、「何をしてるんですかー!」なんて興味を示してくるんだ。で、みんなで仲良く一緒に飲んだ後、店外の林でフリーセックスだよ。オレも週に3、4人はとっかえひっかえやっていたな。






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