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乗り移り人生相談

【64】オシャレは自己満足にして壮大な無駄である

Associe

Q
GAPとユニクロだけの彼をオシャレにしたい

 私がおつき合いしている彼は勤勉で実直、思いやりもある素敵な男性なのですが、いかんせんオシャレに興味がなく、休日はいつもGAPやユニクロのポロシャツばかり着ています(着ていて楽で、一応襟もついているという理由からだそうです)。家にいるときはそれでも構わないのですが、どこかに出かける際にはもう少し服装に気を遣ってほしいなと思ってしまいます。彼は背も高く、もう少しオシャレをしたらもっとカッコよくなると思うのです。私が一緒に買い物に行っても、どうも男性の洋服の選び方がわからなく、またせっかく選んでもなかなか着てくれません。そこで質問ですが、彼にオシャレに関心を持ってもらうにはどうしたら良いのでしょうか? それとも、オシャレにうつつを抜かす必要がないのであれば、今のままで良いでしょうか? オシャレなシマジさん、ぜひアドバイスをお願いします。

(28歳・女性)

ミツハシ シマジさん、今週はちゃんと答えましょうね。

シマジ  もちろんだとも。マルタ島の土産話は、東京スポーツ(大阪スポーツ、中京スポーツ、九州スポーツ)の火曜日掲載の「グラマラスおやじの人生智」でしばらく書くから、興味があればそちらで読んでくれ。さて、この相談者は、俺を伊達者と見抜いて相談を寄せてくれた。俺がどれだけオシャレにこだわっているか理解してくれているとはうれしいじゃないか。

ミツハシ 実物を一目見れば、シマジさんがいかにオシャレかはすぐに分かりますから、もしかしたら、相談者はライブ版乗り移り人生相談に来てくれた人かもしれませんね。

シマジ  いや、そうとも限らない。読む人間が読めば、書いたものだけで、俺がいかにオシャレか分かるんだよ。その代表が男性向け高級ファッション誌「メンズプレシャス」(小学館)のハシモト編集長だ。

 彼は俺と一面識もなかったんだが、俺の『甘い生活』を読んで「どうしても会いたい」と連絡をしてきてくれたんだ。『甘い生活』の中で、ごくたまにオシャレについて書いたんだが、それを読んだハシモトは「この人は本物だ」とピーンときたそうだ。そして、「今度、私はメンズプレシャスという男性ファッション誌を季刊化(4月6日、6月6日、10月6日、12月6日発売)して創刊します。その中でぜひ連載をしてほしい。作家や有名人のコラムは載せないつもりでしたが、『甘い生活』を読んで気が変わりました。この雑誌に連載を持ってもらうとしたら、シマジさん以外にあり得ません。メンズプレシャス唯一の連載コラムを書いてください」と頼まれた。

ミツハシ 「あなたしかいない」という口説き文句ですか。ハシモト編集長もやりますね。

シマジ  そうだ。それで調子に乗って連載しているというわけだ。コラムの名前は「お洒落極道」。俺らしいタイトルだろ。次回の11月号(10月6日発売)では眼鏡を取り上げるから、乗り移りの読者もぜひ読んでみてくれ。

ミツハシ 次回は眼鏡ですか。確かにシマジさんの眼鏡はどれもオシャレですよね。どれくらいの数の眼鏡を持っているんですか。

シマジ  眼鏡は、生涯で200個は作ったかな。

ミツハシ 200個ですか…。

シマジ  眼鏡は俺のオシャレの原点でもあるんだ。小学校5年生のときに近眼と診断されて以来のつき合いだからね。そんなに早くに近眼になったのには理由がある。ふとんの中で懐中電灯を照らして雑誌を読んでいたせいなんだ。

コンプレックスを逆手にとってオシャレするのも一つ...

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