前回の本連載で、「菅直人首相と小沢一郎前幹事長のどちらが首相にふさわしいか」という新聞・通信各社の世論調査について述べた。その結果はおおむね菅首相支持が63〜78%、小沢氏支持は14〜17%だった。
現状では小沢氏がリードされている
それから一週間経ち、9月6日に朝日新聞と読売新聞の世論調査が発表された。朝日新聞の「どちらが首相にふさわしいか」との問いに対して、菅首相支持が65%、小沢氏支持は17%。また、小沢氏出馬について「納得できない」と答えた人は75%であった。
読売新聞は「次の民主党代表にふさわしいと思う人はどちらか」をたずねた。菅首相支持が66%、小沢氏支持は18%であった。
両調査とも菅さんを支持する人が圧倒的に多かった。私は二人の差が少しは縮まるのではないかと見ていたが、一週間前と比べその傾向は変わらなかった。
未公開ながら興味深いデータがある。読売新聞が調査したトータルポイントの獲得数で、現在、菅さんは約600ポイント、小沢さんは約400ポイントという結果になっている。
トータルポイントとは、民主党の国会議員(1人2ポイント)822ポイント、地方議員100ポイント、党員・サポーター300ポイントを合わせた合計1222ポイントで、この過半数を得た候補が当選する。
まだ意思表示していない人が200ポイント強あり、それがすべて小沢さん支持に回ったとしても五分五分。現状では小沢さん不利ということになる。
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