小沢一郎前幹事長は8月31日午後、改めて民主党代表選への立候補を表明し、9月14日の投開票に向けて菅直人首相との一騎打ちの構図となった。
直前まで菅さんと小沢さんの対決を回避するため、民主党内では挙党態勢の構築を模索していただけに、小沢さんの出馬表明は少なからず衝撃を与えるものとなった。
8月19日の軽井沢から始まった代表選騒動
今回の代表選をめぐる動きを振り返ってみる。
8月19日、軽井沢で鳩山グループの研修会が行われたあとの懇親会に、小沢さんが参加した。そこで鳩山由紀夫前首相は小沢さんを丁重に迎え、話題になった。新聞各紙は小沢さんが「代表選への出馬の意志を固めた」と書き立てた。
24日火曜には鳩山・小沢会談が行われた。小沢さんは「一両日中に代表選に出るかどうかを判断する」と語り、その際には改めて鳩山さんに相談すると伝えた。このとき小沢さんは、仙谷由人官房長官と枝野幸男幹事長の更迭を含めた「脱小沢」路線の撤回を求めたとされる。
翌25日水曜、鳩山さんは菅さんと会談し、挙党態勢の構築を求めた。だが、菅さんは鳩山さんの要請に難色を示したとされる。私はのちに知ったのだが、この会談で鳩山さんは菅さんに「仙谷・枝野両氏を更迭しろ」と具体的には言っていないらしい。
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