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梶原しげるの「プロのしゃべりのテクニック」ビジネス

梶原しげる:【118】「わからないですね」と糸井さんは言った(1/6ページ)

2010.09.02

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 9月は来年の手帳発売ラッシュの月だ。「この厳しい残暑の季節にもう来年の手帳?」と思ってしまう。

 昨年秋だったか、「日経ビジネスアソシエ」で「この人はこんな手帳を使っています」という記事の中で、私が「ほぼ日手帳」を使っている様子を紹介してくれた。1ページに十数人が紹介されていた、そのうちの1人だから、ざっとみれば見逃す感じだ。

 ところが、それから大分たった今年の梅雨入りのころ、「ほぼ日」スタッフから「例の記事を拝見しました。どんな風に使っているのか見せていただけませんか?」と電話が来てお会いすることになった。

 正直に言えば、少々ためらいがあった。私の手帳は、「デキルビジネスパーソン」のように、予定ぎっしりでかっこいい!みたいなものではまるでない。「手帳管理術」的な参考にも絶対ならない。「ゆるゆるのすかすか」だ。こんなものをお見せしてがっかりされるのもツラい。

手帳への“突っ込み”で心の安定をはかる

 そもそも、私にとって手帳はスケジュール管理を目的としていない。ほぼ日手帳に書くのは、思いつきの書き殴りだ。

 「日本人の平均年齢44才、米国36才、インド26才。キャリアデザイン比較、おもろいか?」(赤字で乱暴に、自分にしかわからない汚い字で書いた例)

 これは、当コラムや著作のネタにつながるキーワードを拾っている、良くいえばネタ採取。

 「冷やしタヌキ、細切りキュウリの長さは口の幅よりやや短いのがほどが良い。細切りの海苔と葱をきざんで入れるの忘れてた!ナメコはそのままだと苦い」

 最近は、親の介護で食事を作ることが増えたので、外食先でもかつて無く食べ物をしみじみ見ることが増え、こういう記述が目立つようになっている。

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