(1)言いたいことをいうための三角形ロジック
9月は連載最終月ということで、ピラミッドストラクチャを学ぶ。
ピラミッドストラクチャは、コンサルティング会社が自らのプランを説明するために開発した説得の手法で、強いメッセージをつくれる、反論に強い、という特徴がある。その一方で、日本語での通常の説明方法とは違うところがあって、慣れが必要な上に使いこなしが少し難しい。
この連載では、「入門」ということもあり、複雑なところはざっくり省き、基本型と、ちょっとした使いこなしの部分に限定して説明する。本当は、なかなか奥が深いところがあるので、連載終了後、ぜひ深めてほしい。僕の著書「はじめてのロジカルシンキング」を含め、いい本がたくさん出ている。
さて、ピラミッドストラクチャの基本的な構造(しくみ)から見ておく。この連載の第1〜4回で、イシューをやった。イシューは、「今考えたいこと」を疑問文に記述したものだった。考えるというのは、イシューについていろいろと考えを巡らし、その問いに対して答えを出すことだ。

まずこの関係をしっかりあたまに入れてほしい。
一例を挙げよう。あなたは楽器店でギターの販売をしているとする。お客様から「このギターのよさは何?」と聞かれたときに、あなたは何を答えるか?お客様からの質問は、あなたが今答えを求められている(考えなければならない)イシューだ。そしてお客様に返す言葉がメインメッセージに当たる。
この場合、「いいところはAとBとCです」と複数あげたくなるが、大事なことは「ひとこと」で表現すること。ここがなかなか難しい。
Point. 1
イシュー(問い)とメインメッセージ(答え)は、対になっている





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