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仕事に役立つデータの読み方・伝え方ビジネス

データ講座:第6回 「平均値も簡単ではない」(1/6ページ)

2010.08.18

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平均値の代表的な3つの誤解

 前回の「%」に続いて、今回も多くの人が使う代表的な値である「平均値」について考えていきます。

 平均値は、「データの特徴を表す代表的な値である」と言われていますし、統計データや調査の結果を示す時にも多くの場合は「平均値」が使われているわけですから、「平均値を見ておけば大丈夫」と思っている人は少なくないでしょう。

 さらに平均値は、「データのすべての値を足し合わせ、データの数で割る」というとても簡単で誰でも計算できる方法で求められますから、平均値に頼ることが多くなるのも仕方ないかもしれません。

 しかし平均値には、理解しておかないといけない3つの性質があります。まずは、このことから確認していきましょう。

 平均値について多くの人が抱いていると思われる誤解のひとつは、「平均値がデータの分布の真ん中にくる値だと思っている」ことではないでしょうか。さらに、「平均値のまわりに、多くのデータが集まっている」と思っている人も少なくないでしょう。

 図で表すと図1のようなイメージです。(平均値を示す時に、よくお目にかかる図でもあります。この図で平均値を理解するから、誤解が生まれるのだと思います)

 この図のように平均値をイメージしていると、本講座の第1回で紹介したつぎのような記事を読むと「違和感がある」となるのでしょう。「1600万円以上も貯金がある家が世の中の半分もあるなんて、ほんと?」というように。

・1世帯の貯蓄1638万円、4年連続で減少
YOMIURI ONLINE 2010年5月14日
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