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職場を生き抜け!ビジネス

【第121回】「社内コネ獲得競争」に参戦しないとダメ?(1/6ページ)

~コネも大切ではないですか~

2010.07.07

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 前回も多くの方からコメントをいただきました。どうもありがとうございます。この連載は読者参加を目指しています。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 今回は118回の記事のコメントを2本取り上げます。ひと言で言えば「コネ」です。

リストラに遭うような人は、政治力というか社内遊泳術に乏しかったんだろうな。社内の権力者とのコネ次第で、評価はなんとでもなる。これが日本企業、特に大企業の特徴。仕事の競争ではなく、社内コネ獲得競争。こんなことをやってるから、生産性の低い馬鹿社員だらけになって生産性が落ちる。これが真の原因である。雇用の流動化や解雇規制緩和などなんの関係もない。(2010年06月18日・匿名)

日本企業・大企業の特徴として、ほかの読者が「社内コネ獲得競争」があると書いていますが、経験上外資系(特に米系)の方がコネ競争です。そして「男女の差がない」という意見も、会社や部署にもよりますが、嘘です(2010年06月18日・あやの)

 今回は、次の2人の専門家に尋ねます。

◆草間徹さん クレイア・コンサルティング代表取締役。組織・人事領域のコンサルタントとして20年以上にわたり活躍。中堅、大企業の人事に精通。

◆奥山由実子さん  イマジナ代表取締役。アメリカに進出する日本企業のコンサルティグを15年以上にわたり手がけ、現在は国内企業の人事コンサルティングにも関わる。

◆草間さん
 「コネ」を「上司や力を持った人との良好な関係」と置き換えるならば、常識的にはそういうつながりがあった方がいいでしょう。評価とか配置転換などの際に何らかの形で、部下にメリットはあります。

 それは「コネ獲得」というよりは、「上司に自分の能力や適性を知ってもらう」という意味を持ちます。今は30代のうちから人材選抜が進んでいます。それを踏まえれば、自分の力を強くアピールしていくのは当然ではないでしょうか。

 この場合、上司が「会社の目標を達成したい」と思っている合理的な管理者であれば、大きな問題は起きません。例えば、上司が1つの部署の運営を任されたとします。当然、そこには業績の目標があり、それを達成する責任があります。

 その時、優秀な部下から能力をアピールされ、その通りに目標達成に貢献してくれれば、部下を優遇することは正しい判断と私は思います。貢献をしていないのに上司とのつながりを求めてきたならば、その人は「コネ獲得」に失敗するでしょう。

 しかし、必ずしも上司が合理的判断力を持っているとは限りません。例えば、組織の目標より自分の好みや手法を重視し、部下をきちんと評価できないケースなどです。これは、部下からすると困ったことですね。(次のページに続く)
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