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~考えることにも、手法がある

ロジカルシンキング入門ビジネス

論理入門:第1回 ニガテ克服「思考科」
~考えることにも、手法がある(1/4ページ)

2010.07.01

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(1)ロジカルシンキングは、楽器と同じ。
弾けるようになるには、基本を学び、まずは練習を積もう

 ロジカルシンキング(論理思考)と聞くと、ニガテとか、いつも直感で動いているなあ、と感じる人が多いと思います。実際、企業研修や大学、大学院でこの分野を教えていると、苦手意識を持っている人がほとんど、という印象です。

 その一方で、「考える」ということをしていない人は、いません。毎日、生活のあらゆる場面で、考えているのが人間です。直感で決めているとこともあるでしょうし(今日のランチとか)、習慣で決めていることもあるでしょう(今日の通勤経路とか)。でも、休日にどこにデートに行こうかなとか、夏休みにどこに遊びに行こうかな、ということについては、やっぱり考えて決めていると思います。貴重な休日に、それなりの金をかけていく場所だから、できれば失敗なく楽しめるところを探そうとすれば、やっぱり考えることになる。

 論理思考というと、難しく感じるかもしれませんが、もうちょっと実際的な言い方をすれば、「ちゃんと考えるやり方」ということになります。論理とは、説明がつくようにきちんと考えていこう、ということであって、数学の定理や宇宙の根源について説明しようということではありません。日常の思考を、少していねいに、きちんとやる方法なのです。

 日常のことをわざわざ論理的にするなんて、めんどうと思う人もいるかもしれませんが、ちょっとした工夫やコツで、論理性というのはぐっと上がるものです。別の言い方をすれば、論理的に考えられないのは、考える方法をちゃんと学んでいないから。

 楽器を弾くときに、持ち方や押さえ方を一度ぐらい習った方がいいように、吹き方を教えてもらわないと、音が出ない管楽器があるように、考える方法も、基本は習った方がいい。本当は、小学校から大学までのどこかでちゃんと教えるべきなのですが(外国では教えている国が多い)、日本ではあまりきちんと教えていないので、論理思考がニガテな人が多いのです。

 ということで、今月から始まるロジカルシンキング講座、考える基本を学んで、日常生活で使えるようにしよう、という目的です。

Point. 1
考える方法を学んだことがないから、ニガテ意識を持っているだけ
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